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12月

2011

着物のコーディネート

振袖の染め替えをしてほしいという依頼がありました。

お母さんが20数年前着ていた振袖の染め替えです。その振袖は少々古典柄ではありますが、生地も良く、保管も良好で、染め替えるには、もったいない振袖でした。

 

着物の染め替えは、一度着物を解き、一枚の布にして洗い張り、その後、染め直します。そして、仕立て直しをするという作業をします。細かいところははしょりましたが…。

染め替えをすると、よほどの細かい防御をしないと、柄は染料で染まってしまいます。柄がなくなってしまうのです。お金をかけて染め替えをする価値があるのかどうか、なのです。

 

なぜ、染め替えたいのかをまず、聞きました。いろいろ、話している中で、要は、お母さんと一緒の着物じゃなく、気分を変えたいということがわかりました。

 

そこで、着物のカラーコーディネートを提案しました。

伊達襟、付け襟、帯揚げ、帯締めの変更。もしできるなら、帯を替える、八掛を替える。ずいぶんイメージが変わり、また、楽しい作業であることを伝えました。

 

そうすると、かたくなだったお嬢さんの顔色が変わり、ピンクがいいとか、水色が好きだとか、積極的に会話に参加してきました。ネットで、小物を集めてみるとの返事。着物の楽しみを見つけたようでした。

 

おそらく、染め替えをするよりはるかに安い予算で、成人式を迎えることができるでしょう。再来年の成人式なので、これから一年かけて、とびっきりカワイイ小物を探して来られることでしょう。再来年の成人式が楽しみです。

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