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12月

2011

留袖

「とめそで」。

既婚女性が着用する最も格の高い礼装です。

着物の格においては第一礼装であり、西洋のイブニングドレスに相当するものですね。

 

 現在、留袖と言われているのは、江戸時代の化政文化華やかな頃、江戸で芸者から流行が広がった江戸褄(えどづま)と呼ばれる下半身部にのみ模様の入った着物を指します。

そういえば、私が、千葉県の東総地方にいるとき、黒留袖のことを「えどづま」と呼んでおられたことを思い出しました。今の留袖の本当の名前は、「江戸妻」なのかもしれません。正しい呼び方だったんです。

 

ところで、留袖には、黒地色の「黒留袖」と、黒以外の地色の「色留袖」があります。

一般の方は、第一礼装は、黒で、色留袖は、準礼装と言えるかもしれません。ところが、宮中では、黒は喪の色とされているために、「色留袖」が、第一礼装になっています。

結婚式では、黒留袖を両親や親戚の方々が着ますね。

 

黒留袖は、の地模様のない縮緬を用い、裾に模様が入っており、背中と両袖、前胸元の合計5つの場所に家紋が入ります。

色留袖は、準礼装ですから、家紋は、5つに限らず、3つ紋、1つ紋などの数が少ないものもあります。

 

ちなみに、貸衣装の家紋は、五三桐(ごさんのきり)が入っています。桐の紋は、豊臣家が使ったもので、家紋がないものでも、家紋が持てて、出世できるという意味で、庶民の間に広がったと言われているからです。 

 

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コメント: 2

  • #1

    吉野聡建築設計室 (金曜日, 30 12月 2011 04:08)

    おはようございます。

    「とめそで」
    勉強になります!!
    今まで、漠然とした知識しかありませんでした。
    素敵な情報を有難う御座います。

  • #2

    嵯峨乃や (金曜日, 30 12月 2011 08:30)

    吉野聡建築設計室様、いつもありがとうございます。

    サラっと、知識にしてください。(^_^)

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