木
29
12月
2011
留袖
「とめそで」。
既婚女性が着用する最も格の高い礼装です。
着物の格においては第一礼装であり、西洋のイブニングドレスに相当するものですね。
現在、留袖と言われているのは、江戸時代の化政文化華やかな頃、江戸で芸者から流行が広がった江戸褄(えどづま)と呼ばれる下半身部にのみ模様の入った着物を指します。
そういえば、私が、千葉県の東総地方にいるとき、黒留袖のことを「えどづま」と呼んでおられたことを思い出しました。今の留袖の本当の名前は、「江戸妻」なのかもしれません。正しい呼び方だったんです。
ところで、留袖には、黒地色の「黒留袖」と、黒以外の地色の「色留袖」があります。
一般の方は、第一礼装は、黒で、色留袖は、準礼装と言えるかもしれません。ところが、宮中では、黒は喪の色とされているために、「色留袖」が、第一礼装になっています。
結婚式では、黒留袖を両親や親戚の方々が着ますね。
黒留袖は、の地模様のない縮緬を用い、裾に模様が入っており、背中と両袖、前胸元の合計5つの場所に家紋が入ります。
色留袖は、準礼装ですから、家紋は、5つに限らず、3つ紋、1つ紋などの数が少ないものもあります。
ちなみに、貸衣装の家紋は、五三桐(ごさんのきり)が入っています。桐の紋は、豊臣家が使ったもので、家紋がないものでも、家紋が持てて、出世できるという意味で、庶民の間に広がったと言われているからです。
コメント: 2
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#1
おはようございます。
「とめそで」
勉強になります!!
今まで、漠然とした知識しかありませんでした。
素敵な情報を有難う御座います。 -
#2
吉野聡建築設計室様、いつもありがとうございます。
サラっと、知識にしてください。(^_^) 
大事な着物を丁寧にクリーニングいたします
着物クリーニング 嵯峨乃や
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