日
22
1月
2012
八掛
「はっかけ」です。
着物の裏に付ける布のことです。呼び方は、占いに出てきそうですね。
意味は、単に、八枚に裁断して、取り付けるので、「八掛」です。
袷(あわせ)の着物に付けます。
袷とは、表のほか、裏に生地がついていて、二枚の布で出来ている着物のことです。一枚の布で出来ている着物は、単衣(ひとえ)と言います。
裏の布は、大半が、胴裏と呼ばれる布生地で、表から少し見える部分に、八掛を付けます。着物の裾の方に付けるので、「すそまわし」とも呼ばれます。
着物の裾の方ですから、身頃(前・後)、衽、襟先、袖に付けるのですね。
左右ありますから、これでいくと、十枚の布が必要です。でも、八掛です。昔は、袖口には付けていなかったんですね。
八掛は、裏生地ですから、見えないので、なんでもいいと言えば、いいのですが、八掛は、究極のオシャレグッズです。
表から、ほんの数ミリしか見えない布にこだわる方もいるのです。
ちらっとしか見えない、見えるかどうかわからない、脱がないと見えない、ここにオシャレがあります。
下着にこだわると同じでしょうか。友人(男性)が、下着を買うのに、「なんでもいいものなのに、柄を選んでしまうんだよね。」と言っていたことを思い出します。
男性でさえ、こうなのに、着物を着る女性なら、なおさらです。
ただ、あんまり奇抜なのも、合いません。着物の柄に使われている色を使うと、定説があるようです。
多少の手間はかかりますが、八掛を変えることも可能です。ちらっとしか見えないオシャレを、先進的な感覚で、素敵に変えるのも、着物の楽しみの一つです。
大事な着物を丁寧にクリーニングいたします
着物クリーニング 嵯峨乃や
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