03

2月

2012

置賜紬

「おいたまつむぎ」

山形県の置賜地方で生産される紬の総称です。

 

紬(つむぎ)とは、紬糸(つむぎいと)を、経糸(たていと)か、緯糸(よこいと)か、あるいは両方に使って、織り上げた織物です。有名なのは、大島紬などでしょうか。

本繭と呼ばれる繭とは、少し劣る繭から紡いだ紬糸を使って、織ります。節があったり、糸が均一でなかったりするため、表面にこぶができたりして独特の風合いを持つ織物です。

 

置賜地方とは、米沢、長井、白鷹で、織物の産地です。米沢は、「米沢琉球紬」と言って、略して米琉(よねりゅう)と呼ばれています。長井は、「長井紬」、白鷹は、「白鷹紬」、「白鷹御召」と呼ばれています。

 

私は、以前、この地方に半年ほど通ったことがあるのですが、雪が降る時期は、豪雪となります。また、山間部のとてもいいところです。

 

米沢というと、江戸時代の米沢藩の第9代藩主である上杉鷹山(うえすぎようざん)が、藩の窮状を立て直すために、倹約と、産業の振興を奨めて改革を行なったことは、有名で、アメリカのクリントン元大統領も、最も尊敬する日本人と言っていましたね。

 

その上杉鷹山が、奨めた産業振興の中の一つに、織物があったわけです。養蚕から紡績、織物まで、この置賜地方で行い、見事に特産物を作ったのですね。

「衣」からは、外れますが、米沢で有名な「錦鯉」、この養殖も上杉鷹山の時代からの産業ですね。

 

一人の藩主の改革から、現代につながる特産物の出現、そして、日本の文化を形作ることになる。悠久のロマンを感じます。

 

改革は、こうでなくっちゃ!

あれ、オチは、そこ?  (^^ゞ。

 

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コメント: 6

  • #1

    吉野聡建築設計室 (土曜日, 04 2月 2012 04:06)

    おはようございます。

    実際に訪れて感じた思い。
    説得力があります!!

  • #2

    嵯峨乃や (土曜日, 04 2月 2012 10:13)

    吉野聡建築設計室さん、おはようございます。
    いつもありがとうございます。

    紬の産地は、全国各地にありますが、出来上がった織物より、関わったことの多さに興味をもってしまいます。(^^ゞ。

  • #3

    お米農家 内山農産のチカ (土曜日, 04 2月 2012 11:25)

    こんにちは。

    おいたま、って読むんですか!
    漢字は何度も目にしたことがありますが、読み方までは知りませんでした。
    紬の独特な風合いというか、シンプルで地味に見えますけど良いですよね^^

  • #4

    嵯峨乃や (土曜日, 04 2月 2012 18:58)

    内山農産のチカさん、お疲れ様です。

    そうなんですよ。どうも、紬は「おいたまつむぎ」と言っているようです。
    地方名は「おきたま」だと思うんですが…。

  • #5

    西山 進 (月曜日, 06 2月 2012 23:18)

    読み方、私も「おきたま」だと思っていた派、なんですが、「なるほど!」と思えたので、コメントしておきます。
    「おいたま」と読むのは、日本語として正しいのだそうです。
    しかも、同じ読みをしているのを、私たちは知っていたのです。
    それは、超有名な、
     【埼玉】=【さいたま】
    です。
    「埼」の字、音読みすれば、「さき」という音ですが、この字を見れば、ほぼ全ての日本人は、「埼玉」の「埼」だ、と思い、「さい」と読むと思います。
    この読み方と、【置賜】=【おいたま】
    は、全く同じなのだそうです。

    「き」という読みが、「い」に転訛するという事らしいですよ。
    ちなみみ、「おおいた」というのも、「おおきた」が転訛したものと、書いてありました。

  • #6

    嵯峨乃や (火曜日, 07 2月 2012 07:29)

    西山進さん、ありがとうございます。

    そうですよね。普通に「さいたま」って、読みますよね。
    これから、正しく使うようにします。
    わかりやすいご説明本当にありがとうございました。(^^)

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