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2月

2012

着物のヤケ

先日、美容師の先生と話していました。

「お客さんで、着物をタンスに畳んでしまわないで、クローゼットにずっと吊るしたままにしている方がいるんだけど…、いいものなのか、悪いものなのか判断がつかずにいるんだけど…」と。

「着物を干しているから、まぁいいか、と思ったんだけど…」と。

 

答えは、たとう紙に入れて、タンスにきちんとしまったほうがいいです。

 

あまりにも、教科書どおりのような答えすぎて、面白くないので、少し考察を書いてみることにします。

 

確かに、もし、空気の流れがあるのであれば、カビや虫はつきにくいかもしれません。洋服などは、クローゼットにハンガーでかけっぱなしですものね。

 

ただ、着物は布の表面が大きくて、ハンガーにかけると、波打つようにシワができます。

この波打った山の部分に光が当たると、変色してしまいます。絹糸は、とても繊細です。

 

上の写真のように、波の山筋の変色が起こってきたりします。

 

変色は、蛍光灯などでも起こります。

呉服店で、訪問着などを、仮絵羽(絵柄を仮仕立てして、衣桁に吊るして)で販売されている着物でも、ヤケたりしてしまいます。

 

私たちは、その色補正(ハキ合わせと言って、部分に色かけをして補正します)をご依頼されることもあるので、ヤケは目立たなくすることはできるのですが、わざわざご自分で、ヤケを作ってしまうのは、残念なことです。

 

虫干しでも、干す時は、裏返して、日陰で電灯を消して、行っていただきたいのです。

 

頭の隅に、ちょっと覚えておいてください。

 

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コメント: 4

  • #1

    吉野聡建築設計室 (金曜日, 17 2月 2012 03:41)

    おはようございます。

    なるほど!!!
    着物をたとう紙に入れて箪笥にしまう意味
    良く分かりました。
    意味があっての事ですね!!
    建築にも共通します。
    このようなお話、好きです。

  • #2

    溶射屋 (金曜日, 17 2月 2012 06:29)

    嵯峨乃やさん

    おはようございます。

    そのようなことは全く思ってもみませんでした。

    確かに室内灯でも焼けてしまう可能性はあると思います。

    大切に保存したい場合はキチンとたたんでおくことが重要なんですね(^_^)

  • #3

    嵯峨乃や (金曜日, 17 2月 2012 08:33)

    吉野聡建築設計室様、おはようございます。

    建築に共通するお話聞きたいです。(^^)
    是非、ブログに書いてください。
    楽しみにしています!!(^^)

  • #4

    嵯峨乃や (金曜日, 17 2月 2012 08:36)

    溶射屋様、おはようございます。

    いつもありがとうございます。
    基本って、大切なことなんですね。(^^)

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