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色抜けの補正

最近では、着物は、普段着として着られることが少なく、公式の場やパーティーなど、お酒の席でのご着用が、多いのではないかと思います。

 

お酒の席となると、お酒をこぼしたり、お酒がついた手で触ったり、と、いろんなことが起こります。

 

こぼしたときは、日数を空けずに、洗いに出していただければ、その成分を洗い流せばいいのですが、お酒がついたことを知らずに、そのまま片づけたりすると、その部分が、酸化して、染料がとんでしまったりします。

 

色抜けです。

この事例は、お酒で色抜けしたかどうかはわかりませんが、色がとんでしまっています。

色抜けbefore.       色抜けafter

                                 before                                                         after

 

同じ色の染料で、色を入れました。

 

ただ、酸化すると、生地が弱ってくる可能性があります。そうなると、色も入らなくなってしまいます。

同じ色にならない、ということです。

 

そう思うと、お酒の席の後に、何年も着なく、しまっておかれる可能性があるときは、洗いに出されるほうが、着物を美しく保っていただくためには、有効かと思います。

カビシミ(紬編)

紬(つむぎ)の着物の、シミ抜きは、やりたくないという同業がいます。

 

紬は、染色した糸を織りにしています。要は、先染(さきぞめ)の着物です。

ですから、失敗して、色が抜けてしまうと、染料を後から足すことができません。

 

紬のカビシミは、手ごわいかもしれません。

 

紬の洗いとともに、シミ抜きをいたしました。

 

カビシミ紬before   カビシミ紬after

                              before                                              after

 

洗いもいたしましたので、汗や脂分も落とせて、次のご着用まで、ご安心いただけます。

 

あきらめないで、ご相談いただければと、思います。

最近、お母様の着られた振袖を、成人式に着られる方が増えています。

最近流行の、パステル調の振袖や大きい柄の振袖も素敵なのですが、古典的な柄も、新作の振袖に出だしてきています。

流行は、回帰するのでしょうか。

 

お母様が着られた振袖を、お嬢さんが気に入られ、親子二代で成人式の記念にされる。

代々継がれる思い出として、とても素敵なことです。

 

来年の成人式の振袖は、もうすでに、商戦が終わりを告げようとしていますが、お母様のお着物を、と、お考えの方は、ゆっくり準備ができますね。

 

そこで、一度、このさわやかな時期に、タンスから出して、振袖の点検をお勧めします。

 

二十数年、タンスの中で眠っていた振袖は、カビなどにやられているかもしれません。

そして、カビは取れないと、あきらめて、貸衣裳を借りられたり、新調されたりされるのは、とても心苦しいのです。

 

実際の例をご紹介します。

 

      振袖シミ抜きbefore      振袖シミ抜きafter

             before                                         after

 

お母様が、着られた、かわいいピンクの、総絞りの振袖は、成人式の当日、列席された皆さんの目を引き、お嬢様は、たいへん晴れやかな成人式になりました。

 

これを聞いたときは、うれしかったです。

 

また、目立つところにシミがあり、隠しながら出席されようとしていたお嬢さんが、堂々と、成人式に行かれたことが、また、うれしかったです。

 

こんなエピソードを読んでいただきながら、もし、カビシミでもなんとかなるかもしれない、と、思っていただきたいのです。

 

私どもも、ご要望とお時間をいただければ、素晴らしい成人式を迎えていただきたいと思うのです。

 

是非、この時期に点検をされ、不都合があれば、ご相談いただければと思っています。

    

補正

衿カビシミbefore衿カビシミafter

                           Before                      After

 

シミ取りと補正をさせていただいたので、紹介します。

 

衿の部分です。

長期間、お手入れをされなかったのでしょうか、カビシミと金糸の部分が、恐らくカビにやられて、黒く変色していました。

 

衿は、付け衿をつけたりしますので、工夫で目立たなくすることはできますが、やはり正面で、目の一番行くところですから、変色していると残念な部分ではあります。

 

カビは、結構ゴワゴワしておりましたが、落とすことができました。

金糸の変色は、金箔をつけて、補正させていただきました。

「嵯峨乃や」では、着物のクリーニングをさせていただく作業の中に、このような、シミ抜きや色補正を、させていただいております。

 

お客様に着物を美しく保っていただきたい、美しく着ていただきたい、という思いで、着物クリーニングをさせていただいております。

カビのシミ

 

昨日、お客様と話していました。

ある美容室の先生です。

 

その先生の依頼で、とても残念なところにあったカビのシミをうまく目立たないようにさせていただいて、美容室のお客様に喜んでいただいたことがあった美容室の先生との会話です。

 

「カビのついたシミはもう取れないと思っていらっしゃる方が多いのよね。でも、あの着物のシミは取れたから、私、自信持って、一度相談してみたら?と、勧めているのよ。」と。

大変ありがたいお言葉でした。

 

ただ、実際のところ、カビのシミをすべて取り除くというのは、生地を傷めたり、染料が抜けたりしてしまいますので、不可能です。

その着物も、よく見ると、というか、近づいて、拡大して、目を凝らして見ると、少しシミが残っています。

 

先生もそれをご存知なので、もう一度伝えると。

「それはわかっているけど、着れないと思っていた着物が、着れるようになったんだから、あれで十分なのよ。」と。

 

私たちの感覚と少し違いがあるんです。

完璧にしないと申し訳ないと思っているこちらと、お客様は、案外そこまでお求めになられていないこと、のギャップです。

 

「もし、シミが取れなかったら、目立たないようにごまかしてもいいですか?」と、私は聞くことがあるのですが、たいていは、ご了承をいただき、納品の時は、「これで、着れるようになったわ。」と、喜んでくださいます。

 

完璧ではないですが、着ることができるようになる、ことのほうが重要で、改めて、お客様のニーズを知ることができました。

 

カビシミは、たいへんにショッキングな出来事ではありますが、一度、ご相談をいただければと思います。

どこまで、求めておられるかを、よく聞かせていただいたうえで、対処させていただきます。

もちろん、金額なども含めたご要望とともにです。

衿のシミ


衿シミ1before.JPG衿シミ2before

 

これは、女性の化粧でついた衿のシミです。

あごやほほが、衿にちょうどあたる部分に、線になって付着します。

 

シミの成分で、シミの取り方は変わります。

簡単に言うと、水溶性の成分のシミは水で、油性の成分のシミは油で、落とします。

ということは、化粧品は、油性ですから、油を使うわけです。

私たちは、様々な薬品がありますから、一概には何を使うと言えませんが、一般のご家庭ならば、ベンジンを使って落とすのが、最適だと思います。

 

簡単に説明しますと、ご家庭でされる時は、丁寧に時間をかけて、綿棒か何かで、少しずつ、はがすように取っていきます。そして、取れたあとは、水で洗い流し、丁寧に乾かします。

簡単そうですが、手間と、技術が少々、必要です。

輪ジミになったり、地色が落ちたりする可能性がありますので、気を付けてください。

 

一番避けていただきたいのは、水で拭いて、そのまま片付けてしまうことです。濡らすと、シミが見えなくなって、取れたような状態になります。

それは決して取れてはいません。

また、水分が残っていると、カビの原因にもなります。

とても危険です。

また、最近の化粧品には、様々な成分で作られていますので、ベンジンだけでは、取れないかもしれません。

 

そのまま放置して、こびりついて、着物を台無しにされたり、カビの原因を作って、ちょうど、顔の下にある衿元がカビだらけというのも、残念です。

 

是非、私ども専門家にご相談ください。

成人式に間に合いました

振袖シミ抜きbefore振袖シミ抜きafter

                                 before                                  after         

総絞りの大変素敵な振袖です。お母様が成人式に着られた着物だそうです。

娘さんに来月の成人式に着てもらおうと、数年ぶりに、いや、20数年ぶりかもしれません、出してみたら、とても目立つ前襟に、なんとも残念なシミがついていました。

シミは取れないと、あきらめて、帯揚げで隠そうと、美容師の先生とも話しておられたところでした。実際、前撮りは、なんとも不自然な感じでしたが、帯揚げで隠して行ったそうです。

その後、シミが取れないか?と私に、依頼がありました。

少し手ごわかったですが、このシミを落とすことができました。

今日、無事に納品し、成人式に間に合いました。

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